汗の種類、温熱性発汗、精神性発汗、味覚性発汗について

汗にも種類があるのをご存知でしょうか？

具体的には、温感性発汗、精神性発汗、味覚性発汗などがありますが、今回はこの３つの種類の汗について見ていきます。

温熱性発汗

汗は、温熱性発汗と味覚性発汗と精神性発汗の3種類に分類されますが、そのうちの温熱性発汗は、体温を調節するために分泌されるものです。

起こり得る具体的なシーンとしては、気温や湿度が上昇したときや運動をしたときや熱が出たときや入浴したときなどがあります。

上がった体温を下げるために分泌されるという仕組みですので、健康な体の人であれば誰にでも起こります。

水のように無色透明でサラッとしていて、不快な臭いもありません。

代謝がきちんと行われていることを証明するものですので、大量に分泌されているからと言って悲観的にならなくても大丈夫です。健康の証です。

味覚性発汗

精神性発汗

精神性発汗は、緊張や興奮や怒りや不安やストレスや焦りなどの精神的な作用によって引き起こされるものです。

汗の悩みのほとんどの原因が精神性発汗であると言っても過言ではないほど、とにかく厄介な存在です。

ワキガとの関係性も密接です。

厄介な特徴としては

・頭や顔や手や脇や脚など人目につきやすい部分から局所的に大量に分泌される

・皮膚にまとわりつくような不快なベタベタ感があり嫌な臭いも発生する

・白いトップスを着用していると脇の部分が変色して黄ばんでしまう

・温度や湿度や天気や場所やシーンや季節などを問わずいつでも起こり得る

などがあります。

精神性発汗が生じているということに対する物理的な不快感や心的なストレスを感じたり、周りの人にバレてしまったらどうしようという焦りや緊張感や危機感を覚えたりすると、さらに発汗が助長されるという悪循環に陥るという問題もついて回ります。

それぞれの対策

温熱性発汗を止めたい場合は、体温を下げるための行動をするのが有効的です。

首や手首や脇の下や手のひらや足の裏などを保冷剤などで冷やしたりすると、効率良くスピーディーに体温を下げることが出来ます。

味覚性発汗の場合は一瞬のことですので、時間が解決してくれます。

厄介な精神性発汗の対策として有効なのは、生活習慣を見直して自律神経のバランスを正常化させることです。

そのために努力すべきこととしては

・しっかりと休息を設けたりたっぷりと睡眠をとったりして疲労を蓄積させない

・マッサージやアロマやヒーリング音楽や瞑想やヨガやハーブティーなどで心身ともに癒される

・ビタミンやミネラルやアミノ酸やタンパク質をバランス良く摂取することが出来る食事を意識する

・適度な運動を習慣化させて温熱性発汗による汗をしっかりとかけるめぐりの良い体質に導く

などがあります。

また、汗対策用のデオドラント用品を使うのも有効な手段です。